ポイント
「今月の電気代たかすぎ...」と思ったことはありませんか?そこで今回は、一般的な電気料金の平均を紹介した後に、今よりもっと電気代を安くする2つの方法をご紹介します!「毎月の電気代が高い...」とお困りの方は、ぜひ参考にして下さいね!
電気料金の平均はいくらぐらいですか?毎月の電気代が高いと感じていますが、電気を使い過ぎているのか不安です。電気代を安くする方法はないですか?
目次
電気料金の平均は?
電気料金の検針票を見るたびに「電気代が高いな...」と感じている方は、他のご家庭の電気料金が気になっているのではないでしょうか。毎月の電気料金の平均額は一体いくらなのか、家族構成別に見ていきましょう。
1人暮らし | 2人暮らし | 3人暮らし | 4人暮らし | |
電気料金平均額 | 3.967円 | 9,176円 | 10,485円 | 11,239円 |
ご自分の電気料金と比べていかがですか?平均より電気料金が高い場合は、電気料金を見直す良いチャンスかもしれません。
今より電気代を安く契約する
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住んでいる地域によっても電気料金の平均額は変わる
お住まいの地域によって電気料金の平均額は異なります。なぜなら、気候や気温が大きく異なるためです。例えば北海道と関東の電気料金の月平均額を比べてみましょう。
2人暮らしの場合 | 北海道 | 関東 |
電気料金平均額 | 10,843円 | 9,629 |
北海道と関東では、電気料金の平均額が1,000円以上も違うのがおわかりいただけると思います。
北海道では、冬は大幅に気温が下がりますので、暖房などを使う機会も多く、その気温差を緩和するために、より多くのエネルギーを必要とするためです。
そのため、自分の住んでいる地域によっても電気料金の平均額が異なることを覚えておきましょう。
電気料金はどのように決まるのか?
では、電気料金はどのようなしくみで決まるのでしょうか?一般的な家庭で契約する「従量電灯B」というプランで見てみます。電気料金は大きく分けて、2つの項目で決まります。
電気料金のしくみ
- 基本料金
- 使用料金
その他に、使用量に応じて「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」がかかりますが、基本料金と使用料金はご自身で料金を抑えることが可能です。
電気料金① - 基本料金とは?
基本料金は、電気を使っても使わなくても必ずかかる料金のことです。
基本料金
- 電力会社
- アンペア数
電力会社によって基本料金は異なります。また、アンペア数が大きくなるほど基本料金は上がります。
電力会社によってはアンペア数ではなく、基本料金が一律で最低料金で設定されており、一定量の電気使用量分が含まれている場合もあります。
※ 関西、中国、四国、沖縄地域の場合
電気料金② - 電気量料金(使用料金)とは?
電気の使用料金とは、ご自身が使った分の電気料金のことです。kWh(キロアットアワー)と呼ばれ、電気の使用量に応じて3段階に分かれており、その段階に応じて1kWhの料金単価が変わります。
1kwhあたりの料金
電力消費量 | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
北海道電力 | 23.98円 | 30.27円 | 33.99円 |
東北電力 | 18.58円 | 25.33円 | 29.28円 |
北陸電力 | 17.85円 | 21.74円 | 23.45円 |
東京電力 | 19.88円 | 26.48円 | 30.57円 |
中部電力 | 21.07円 | 25.54円 | 28.49円 |
関西電力 | 17.92円 | 21.21円 | 24.21円 |
中国電力 | 21.07円 | 25.54円 | 28.49円 |
四国電力 | 16.97円 | 22.50円 | 25.42円 |
九州電力 | 17.46円 | 23.06円 | 26.06円 |
電気使用量が多くなればなるほど、1kWhあたりの料金は上がっていくのがおわかりかと思います。しかしそれでは、電気をたくさん使用する家族の多いご家庭には大打撃ですよね。電気代を安くするには、一体どうしたら良いのでしょうか?
電気料金を安くする2つの方法とは?
電気代を安くするために「節電を頑張っている」という方も多いかと思います。しかし、いくら節電をしても電気代を安くするには、限界がありますよね。そんな時は、
電気料金を安くする2つの方法
- アンペア数を変更する
- 新電力会社と契約をする
といった2つの方法がおすすめです。
アンペア数を変更する
アンペアとは、同時に使うことができる電気の量のことです。
例えば、家族が多いご家庭であれば、一度に使用する電気の量も多いため、アンペア数を大きめに設定する必要があります。
逆に一人暮らしの方であれば、一度に使用する電気の量は少ないため、アンペア数は小さくても問題ないですね。
しかし、基本料金を安くしたいがためにアンペア数を下げしまうと、電気の使用中にブレーカーが簡単に落ちてしまうので要注意です。そのためアンペア数は、ご家庭の電気の使用状況に合ったものを選ぶことが大切です。
アンペア数の目安
- 一人暮らしの方なら20〜30A
- ファミリーであれば40〜60A
こちらを目安にご自宅のアンペア数を見直してみましょう。
新電力と契約をする
2016年4月から電気の自由化が始まり、個人で自由に電力会社を選べるようになりました。
少しでも電気代を安くしたい方は、新電力会社のお得なプランを契約することで、電気代を今までより安くすることができますよ。
新電力会社では、1kWhあたりの料金を安くしたり、一人暮らしなどの使用料が少ない方向けのお安いプランなどがあります。
例)東京電力とエネオス電気の料金比較
電力消費量 | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
東京電力 | 19.88円 | 26.48円 | 30.57円 |
エネオス電気 | 19.88円 | 24.54円 | 26.22円 |
このように、使用料金を安くしたい方は、1kWhの料金単価をチェックすることがとても大切です。
新電力とは?
「電力自由化」という言葉を聞いたことはあっても、よくご存じではない方も多いと思います。
電気の自由化が始まるまでは、各地域の大手電力会社(例:東京電力や関西電力など)でしか電気の契約はできませんでしたが、電力の小売り全面自由化になったことにより、個人で自由に電力会社を選ぶことができるようになりました。
新電力プランの例
- 電気とガスをまとめたプラン
- 1kwh(電気単価)が安くなるプラン
- 日中は電気を使わない方向けのプラン
などなど、お得で豊富なプランを選べるようになりました。
「新電力は電気の品質が下がるんじゃないの...?」と不安に思う方も多いかと思いますが、従来の送配電の仕組みを利用して電気を届けてくれるため、安定した電力を供給してくれますので、ご安心ください。
新電力のお問い合わせ
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数ある電力会社ですが、その中でも特に人気で実績のある3社をご紹介していきたいと思います。
エネオス電気
エネオス電気は、電気を15年以上前から届けてきた実績があり、今では契約世帯数が60万世帯と、信頼できる人気の電力会社です。エネオス電気は、24時間365日電話対応をしており、「電気がつかない」「電球がきれた」などのお困りの時にも手厚くサポートしてくれます。電気代が安くなるだけでなく、サポートも充実しているのが人気の秘訣です。
エネオス電気は、地域電力の基本料金は変わりませんが、使用料金が断然お安くなります。そのため、一人暮らしの方や、家族が多いご家庭など、電気の使用量に関係なくお安くなるプランです。
エネオス電気の料金表
エネオス地域別プランの場合 | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
東京電力エリア | 19.88円 | 24.54円 | 26.22円 |
北海道電力エリア | 23.26円 | 28.54円 | 30.93円 |
東北電力エリア | 18.38円 | 24.43円 | 27.23円 |
北陸電力エリア | 17.67円 | 20.96円 | 21.69円 |
中部電力エリア | 20.85円 | 24.77円 | 26.49円 |
関西電力エリア | 20.31円 | 23.99円 | 26.80円 |
中国電力エリア | 20.58円 | 26.50円 | 27.51円 |
四国電力エリア | 20.36円 | 25.92円 | 27.91円 |
九州電力エリア | 17.28円 | 22.25円 | 23.97円 |
ミツウロコ電気
ミツウロコ電気は、ちびまる子ちゃんのCMでお馴染みです。ミツウロコ電気は、再生可能エネルギーでの発電を主にしているのが特徴です。
必要なモノ
- 風力発電所
- ソーラー発電所
- バイオマス発電所
などを国内に有し、さらに石炭や石油を燃料とする発電所から電力を調達し、安定供給に力を入れています。
ミツウロコでは、使用電力が多いファミリー向けプランはもちろんのこと、一人暮らしの方向けの単身プランまであるのが特徴です。そのため、「電気をあまり使用しないのに基本料金が高い」「もっと安くならないかな?」といった方に、ミツウロコはおすすめです。
ミツウロコ電気の料金表
従量電灯B相当プランの場合 | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
東京電力エリア | 21.83円 | 23.05円 | 25.71円 |
北海道電力エリア | 24.99円 | 27.40円 | 30.36円 |
東北電力エリア | 20.61円 | 23.22円 | 26.80円 |
中部電力エリア | 23.10円 | 23.40円 | 25.99円 |
北陸電力エリア | 18.86円 | 20.37円 | 21.37円 |
関西電力エリア | 17.72円 | 21.06円 | 21.45円 |
中国電力エリア | 18.09円 | 22.78円 | 24.06円 |
四国電力エリア | 16.97円 | 21.83円 | 23.14円 |
九州電力エリア | 19.48円 | 19.61円 | 23.33円 |
グリーナ電力
グリーナ電気は、日本で初めて100%自然エネルギーを可能にした環境にやさしい電力会社です。運営会社であるネクストエナジー・アンド・リソースは、電気小売事業だけではなく、世界中で太陽光発電所の設計や施工などを行っています。
グリーナ電気は、地域電力の基本料金は変わりませんが、使用料金が断然お安くなります。そのため、一人暮らしの方や、家族が多いご家庭など、電気の使用量に関係なくお安くなるプランです。
※ グリーナ電気を使用できる地域:東北、関東、中部、関西地域のみ
グリーナ電気の料金表
ファミリープランの場合 | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
東京電力エリア | 19.88円 | 26.48円 | 30.58円 |
東北電力エリア | 18.58円 | 25.33円 | 29.28円 |
中部電力エリア | 21.06円 | 25.54円 | 28.49円 |
関西電力エリア | 21.12円 | 26.68円 | 30.49円 |
電気料金の平均額は、家族構成や地域によって異なることがわかりましたが、ご自分の電気料金は平均額よりも高くはありませんでしたか?電気料金を安くするためには、電気料金のしくみをしっかり理解しておきましょう。
電気料金を安くする2つの方法
- アンペア数の見直し
- 新電力会社と契約
「電気料金が高い...」と感じたら、電気料金を見直す良いチャンスです。家計を圧迫しがちな電気料金を、できるだけ安く契約したいですね!