太陽光パネルを設置すると、どんなメリットがあるの?.
太陽光発電を設置すると大幅に光熱費の節電ができる。
災害時にも電気が使えることは大きな安心につながる。
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太陽光パネル設置のメリットとは
決して目新しくない太陽光発電ですが、再生可能エネルギーとして住宅への太陽光パネルの設置は今も増え続けています。
ただし太陽光発電は、単に環境にやさしいエネルギーとして選ばれているわけではありません。
太陽光発電には、それ以外にも様々なメリットがあるんです!
今回は、太陽光パネル設置のメリットをご紹介します。
①光熱費を安定的に節約できる
太陽光パネルの設置によって、必要な電力を自宅で発電できることは大きなメリットの一つです。
電力会社から電気を買う必要がなくなるので、たとえ市場で電力単価に変動があっても、その影響をおさえることができます。
太陽光パネルだけで蓄電はできませんが、蓄電池を設置すれば昼間に発電した電力を貯めておくことも可能です。
オール電化の場合、昼間は太陽光発電の電気を使って、夜間は深夜料金の安いオール電化料金を使うと
住宅によって月々の電気代の半額以上の節約も夢ではありません。
②余った電力を売ることができる
資源エネルギー庁によると、太陽光発電された電力のうち自家消費用として使われるのは全発電量の30%程度と言われています。
使わなかった残りの70%の電力は、国による余剰電力買取制度を利用して電力会社に売ること(売電)ができます。
この制度は2020年度に見直しされ全体的に売電価格は少し安くなりましたが、電力の買い取りは今後も継続される見込みです。
2021年度(令和3年)の家庭用余剰電力の売電価格
調達価格 | 調達期間 | |
10kw未満 | 19円/kWh(税込) | 10年間 |
10kW以上~50kW未満 | 12円/kWh+消費税 | 10年間 |
50kW以上~250kW未満 | 11円/kWh+消費税 | 20年間 |
なお、売電できる電力は、家庭で発電した電力の70%未満という制限もあります。
売電価格の下落や電力を売るときの制約はありますが、余った電気を売ることで生まれる収入は、家計の節約になりますよね。
ちなみに夜間や曇りの日など、太陽光発電できない時は電力会社からの電気を利用することになるのでの使った電気代と売電による収入は
月々の電力会社に支払う電気代との相殺で精算されます。
最近では、電力の買い取りにポイントの還元や特典付与などを行う電力会社も増えています。
新電力のなかにも、電力の買取サービスに積極的な会社もありますよ。
売電は必ずしも蓄電池とセットにしなくても大丈夫。
発電した電力を自家消費しながら、余剰電力を販売できるしくみは太陽光発電ならではの光熱費の節約術ですね。
③停電しても電気が使える
太陽光パネルと蓄電池を備えれば、自然災害などで停電が起きた場合もほどんど影響を受けずに電気がずっと使えます。
なんといっても災害時に電気が停まってしまうと緊急連絡用のスマホやラジオを充電することも出来ません。
電気があれば災害が起きても、ある程度の日常生活を維持できます。
④メンテナンスは意外と簡単で長持ち
太陽光パネルは、一度屋根の上に設置すれば、さほど動かすことはないので故障や破損は少ないといえるでしょう。
一般的に太陽光パネルの寿命は20年~30年と言われていますが
定期的なメンテナンスはパネルの清掃くらいで、難しい維持管理なども必要ありません。
ただ、パワーコンディショナーと言われる電力の変換装置の修理や交換などは15年に一度程度発生します(1回につき20万円程度の費用)。
修理やメンテナンスの費用も含めて10年~20年のメーカー保証がついている場合も結構ありますので、設置を決めるときは事前に確認しましょう。
まとめ
太陽光パネルの設置で太陽光発電が自宅でできるようになれば、かなりの電気代の削減が見込めます。
そして、災害の時も電気が使えることは、大きな安心にもつながります。
環境にやさしく持続可能なエネルギーへの関心が高まるなかで、太陽光発電の利用が今後も広がる可能性大です。
コロナ禍で在宅時間が長くなり、光熱費がかさんでいるご家庭も多いのではないでしょうか?
設置のための初期費用は高めですが、まずは現在かかっている光熱費、売電で削減できる電気代などをシュミレーションしてみましょう。
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