東京電力の動力プランとは、どんなサービスですか?
動力プランは、大型電気機器を使っている飲食店や事務所向けの電力料金プランです。たくさんの電気を消費する業務用大型電気機器を使う場合、動力プランにすると電気代を安く抑えることができます。
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東京電力の動力プランとは?
東京電力の動力プランに下記のような特徴があります。
ポイント
・基本料金は一般向けの従量電灯プランよりも高いが、電力量料金は安い
・1kWhあたりの電力量料金が固定されているのでたくさん電気を使うほどお得
・エアコンや冷蔵庫を使う夏季の電力量料金は少し高い
では、1つずつ見ていきましょう。
動力プランは、たくさんの電力を消費する業務用の大型電気機を使う店や事務所にはお得な料金プランです。
一般向け従量電灯プランの場合、電気を使えば使うほど電気の単価があがり、電気料金も高くなります。
動力プランであれば、電力量料金が一律で決まっているので、たくさん電気を使っても同じ単価で電気代が計算されます。
使えば使うほど電気代が抑えられる動力プランは、業務用のエアコンや冷蔵庫を使う事業者にとって、電気代を節約できるお得なプランなのです。
東京電力の動力プラン料金表(税込)
関東エリア | 中部エリア | 関西エリア | ||
基本料金 (1kWあたり) | 1,065.90円 | 1,086.80円 | 1,024.10 円 | |
電力量 料金 (1kWh あたり) | 夏季 | 17.37円 | 17.04円 | 14.62円 |
夏季以外 | 15.80円 | 15.49円 | 13.14円 |
東京電力の動力プランの注意点
動力プランには一般向けの電力料金プランと違う点もあります。
違いを知って賢く電気代を節約しましょう。
注意点①:力率割引や割増がある
力率とは、電源から送られてきた電力をどれくらい有効に、使ったかを示す割合です。
エアコンなど、業務用の大型電気機器を動かす際、かならずしも送られてきた電力の全て を有効に使っているわけではありません。
電圧と電流の状況によって、使われない電力(損失)が生まれます。
もともと送られてきた電力に対して、実際に電気機器を動かすために使われた電力の割合 を力率といいます。
東京電力では、力率85%を基準に、それより高ければ、効率的に電力が使われているの で基本料金の割引を、85%よりも低ければ、効率が悪いので割増しています。
力率は、コンデンサの取り付けなどで改善することができます。
注意点②:大型電気機器を使わない時はブレーカーを必ずオフにする
業務用のエアコンなど、夏しか使わない大型電気機器は、電源を切ってもわずかな電気が 流れます。
少しでも電気が流れれば、電気機器を使っていなくても電力量料金がかかることがあります。
しばらくの間、使用しない業務用の電気機器がある時は、電源を切るだけでなく、必ずブレーカーを落とすようにしましょう。
まとめ
この記事では、東京電力の動力プランについて解説しました。
ポイント
・基本料金は一般向けの従量電灯プランよりも高いが、電力量料金は安い
・1kWhあたりの電力量料金が固定されているのでたくさん電気を使うほどお得
・エアコンや冷蔵庫を使う夏季の電力量料金は少し高い