ポイント
ENEOSはガソリンスタンドで有名ですが、電気料金はどのくらい安くなるのでしょうか?今回は、ENEOSでんきの特徴や基本料金・使用料金ついて解説していきたいと思います。「ENEOSでんきって実際どうなの?」と思っている方は、ぜひ参考にして下さいね!
ENEOSでんきってどんな特徴がありますか?電気料金はいくらですか?今までより電気料金は安くなりますか?
ENEOSでんきは、電気の使用量が多ければ多いほど電気代が安くなりますので、毎月の電気料金が安くなります。またENEOSカードで電気料金のお支払いをすると、ガソリンや灯油が割引になるお得なサービスもあります。
目次
ENEOSでんきとは?
ガソリンスタンドでよく見かけるENEOSですが、「ENEOSでんき」という電気販売も行っています。
ENEOSでんきに変えたことで「電気代が安くなった」という方が多く、現在では人気の新電力会社となっています。
ENEOSでんきは、15年以上前から電気を届けてきた実績があり、今ではなんと契約世帯数が60万世帯となっています。
またENEOSでんきは、24時間365日電話対応をしており「電気がつかない」、「電球がきれた」などのお困りの時に手厚くサポートしてくれます。電気代が安くなるだけでなく、サポートも充実しているのが人気の秘訣です。
ENEOSでんきの対応エリアは?
ENEOSでんきなどの新電力会社は、対応地域が限られている場合もありますが、ENEOSでんきは、沖縄県を除く全国で対応しています。
ENEOSでんき対応エリア
- 北海道電力エリア
- 東京電力エリア
- 東北電力エリア
- 北陸電力エリア
- 中部電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア
- 九州電力エリア
このように、ENEOSでんきは対応エリアが広いのが特徴です。利用できるエリアが広いのは嬉しいですね。
ENEOSカードでガソリン代もお得になる!
ENEOSカードでENEOSでんきのお支払いをすることで、ガソリン代がお得になります。
ENEOSカードでお支払いすると...
- ガソリン代
- 軽油
- 灯油
これらの全てが1Lあたり1円安くなるお得な割引を受けることができます。
その他にも、ENEOSと提携しているクレジットカードで電気料金をお支払いすることで、ポイントやマイルの優待を受けられるといった嬉しいサービスもありますので、車をよく利用する方や、お得にポイントを貯めたい方にもおすすめの電力会社です。
新電力とは?
「新電力」という言葉を聞いたことがあっても「よくわからない....」という方も多いのではないでしょうか。
2016年4月に電気の自由化が始まるまでは、地域の電力会社(例:東京電力や関西電力など)でしか電気の契約はできませんでした。
しかし、電力の小売り全面自由化になったことにより、個人で自由に電力会社を選ぶことができるようになり、自分のライフスタイルにピッタリなプランを選ぶことも可能になりました。
新電力では、電気を使えば使うほど1kWhあたりの料金が安くなったり、一人暮らしであまり電気を使わない方向けのプランなどがありますので、今までより電気料金を安くすることができます。
「新電力だと電気の品質がよくないんじゃないの?」と不安に思う方も多いかと思いますが、従来の送配電の仕組みを利用して電気を届けてくれるため、電気の品質は変わりませんので、ご安心ください。
電気料金のしくみ
「毎月の電気料金が高いな...」と思っている方は、まず電気料金のしくみを理解しましょう。そうすれば、電気料金を安くする方法がわかりますよ。
一般家庭で使われている「従量電灯B」というプランで解説します。
電気料金のしくみ
- 基本料金
- 電気量料金(使用料金)
その他、使用量に応じて「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」がかかりますが、基本料金と電気量料金は自分で料金を抑えることができます。
基本料金とは?
基本料金は、電気を使っても使わなくても必ずかかる料金のことです。各地域によって基本料金は変わりますので、下記の記事を参考にしてください。
電気の基本料金は?電気代を安くするための2つの方法をご紹介!
続きを見る
電気量料金とは?
電気量料金(使用料金)とは、ご自身が使った分の電気料金のことをいいます。kWh(キロアットアワー)という単位で表し、電気の使用量によって3段階に分かれており、その段階に応じて1kWhの料金単価が変わります。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
【電気料金の平均はいくら?】電気料金を安くする2つの方法
続きを見る
ENEOSでんきの電気料金は?
ENEOSでんきは、基本料金は従来の電力会社と変わりはありませんが、1kWhあたりの料金が安く設定されているため、毎月の電気料金を安くすることが可能です。基本料金と電気量料金の両方をチェックしてみましょう。
ENEOSでんきの基本料金
ENEOSでんきの基本料金の地域別料金はこちらです。
20A~60Aまでの基本料金は、各地域の従来の電力会社と同じとなっているのがおかわりいただけるかと思います。
20A | 30A | 40A | 50A | 60A | |
東京電力 | 572.00 | 858.00 | 1,144.00 | 1,430.00 | 1,716.00 |
中部電力 | 572.00 | 858.00 | 1,144.00 | 1,430.00 | 1,716.00 |
北海道電力 | 682.00 | 1,023.00 | 1,364.00 | 1,705.00 | 2,046.00 |
東北電力 | 660.00 | 990.00 | 1,320.00 | 1,650.00 | 1,980.00 |
北陸電力 | 484.00 | 726.00 | 968.00 | 1,210.00 | 1,452.00 |
九州電力 | 594.00 | 891.00 | 1,188.00 | 1,485.00 | 1,782.00 |
最低基本料金 | |
関西電力 | 285.00円 |
中国電力 | 337.367円 |
四国電力 | 411.40円 |
ENEOSでんきの電気量料金(使用料金)
ENEOSでんきの各電気量料金はこちらです。
ENEOSでんきの使用料金
ENEOS電気の使用料金 | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
東京電力エリア | 19.88円 | 24.54円 | 26.22円 |
北海道電力エリア | 23.26円 | 28.54円 | 30.93円 |
東北電力エリア | 18.38円 | 24.43円 | 27.23円 |
北陸電力エリア | 17.67円 | 20.96円 | 21.69円 |
中部電力エリア | 20.85円 | 24.77円 | 26.49円 |
関西電力エリア | 20.31円 | 23.99円 | 26.80円 |
中国電力エリア | 20.58円 | 26.50円 | 27.51円 |
四国電力エリア | 20.36円 | 25.92円 | 27.91円 |
九州電力エリア | 17.28円 | 22.25円 | 23.97円 |
cf. 地域電力の使用料金
電力消費量 | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
東京電力 | 19.88円 | 26.48円 | 30.57円 |
東北電力 | 18.58円 | 25.33円 | 29.28円 |
北海道電力 | 23.98円 | 30.27円 | 33.99円 |
中部電力 | 21.07円 | 25.54円 | 28.49円 |
北陸電力 | 17.85円 | 21.74円 | 23.45円 |
関西電力 | 17.92円 | 21.21円 | 24.21円 |
中国電力 | 21.07円 | 25.54円 | 28.49円 |
四国電力 | 16.97円 | 22.50円 | 25.42円 |
九州電力 | 17.46円 | 23.06円 | 26.06円 |
たとえば、東京電力と比べてみると、120kWh以上では大幅に料金単価が安くなっていますね。
電力消費量 | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
東京電力 | 19.88円 | 26.48円 | 30.57円 |
ENEOSでんき | 19.88円 | 24.54円 | 26.22円 |
このようにENEOSでんきは、電気を使えば使うほど電気量料金が安くなります。そのため、電気の使用料が多い方や、家族が多いご家庭におすすめな電力会社です。
ENEOSでんきについてまとめると、
ENEOSでんきの特徴
- 基本料金は従来の電力会社と同じだが、電気量料金が安い
- ENEOSカードで決済すると、ガソリン代などもお得になる
「毎月の電気代が高い...」とお悩みの方は、ぜひENEOSでんきに切り替えてみてはいかがでしょうか。