ポイント
この記事を読むことで、まちエネの主な料金プランである「きほんプラン」と「かんたんプラン」の違いやメリットがわかります。また、まちエネの電気料金の計算方法や、各地域会社との料金比較をわかりやすく解説していきます。
まちエネの料金プランって「きほんプラン」と「かんたんプラン」があるらしいけど、一体何が違うの?まちエネで電気契約をするとどんなメリットがありますか?地域電力会社と比較してどれくらい電気料金が安くなるのか知りたいです!
まちエネの「きほんプラン」と「かんたんプラン」の違いは、きほんプランでは、Pontaカードのポイントを貯めることができますが、電気料金の明細を紙で発行することができません。一方、かんたんプランでは、Pontaカードのポイントは貯めることができませんが、無料で紙の明細を発行することができます。きほんプラン、かんたんプラン共に同じ割引率で電気料金が安くなります。
電気料金のしくみ
「毎月の電気料金が高いな...」と思っている方は、まず電気料金のしくみを理解することで、電気料金を安くする方法がわかります。
毎月の電気料金は「基本料金+使用量料金」で請求がきます。
その他に、使用量に応じて「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」がかかりますが、基本料金と電気量料金は自分で料金を抑えることができますよ。
基本料金とは?
基本料金は、電気を使っても使わなくても必ずかかる料金のことです。各地域によって基本料金は変わりますので、下記の記事を参考にしてください。
電気の基本料金は?電気代を安くするための2つの方法をご紹介!
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電気量料金(使用料金)とは?
電気量料金(使用料金)とは、ご自身が使った分の電気料金のことをいいます。
kWh(キロアットアワー)という単位で表し、電気の使用量によって3段階に分かれており、その段階に応じて1kWhの料金単価が変わります。
こちらも各地域によって電気量料金が変わりますので、下記の記事を参考にしてください。
【電気料金の平均はいくら?】電気料金を安くする2つの方法
続きを見る
まちエネの料金プラン
まちエネとは、三菱商事株式会社と株式会社ローソンが共同出資しているMCリテールエナジー株式会社が運営している新電力のことです。
まちエネについて詳しくは下記の記事でまとめています。
【まちエネの評判まとめ】口コミやメリットとデメリットを正直に公開します
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ここからは、まちエネの主な料金プランである「きほんプラン」と「かんたんプラン」について詳しく解説していきます。
まちエネのきほんプランとは?
まちエネの「きほんプラン」の特徴は下記のとおりです。
まちエネのきほんプランの特徴
- ① 毎月の電気料金を節約できる
- ② Pontaカードのポイントが貯まる
- ③ ローソンで使える無料クーポンがもらえる
順に見ていきましょう。
まちエネのきほんプランの特徴① - 毎月の電気料金を節約できる
東京電力、関西電力、中部電力、東北電力、四国電力から、まちエネのきほんプランに料切り替えると、毎月の電気料金を節約することが可能です。
具体的には、まちエネに切り替えることで、毎月の電気料金が「最大約14%」安くなります。
電気をまちエネに切り替えることができる地域
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 関西電力エリア
- 四国電力エリア
ただし、オール電化を使用している場合や、時間帯によって電気料金が安くなる特殊なプランを使用している場合は、逆に電気料金が高くなってしまうケースもあるので事前に相談しましょう。
まちエネのきほんプランの特徴② - Pontaカードのポイントが貯まる
まちエネのきほんプランで契約すると、「電気料金1,000円につき、10Pontaポイント」が貯まります。
溜まったPontaポイントは、dポイントやJALマイレージと交換することができますし、ケンタッキーや高島屋、ライフでポイントを使うこともできますよ。
まちエネのきほんプランの特徴③ - ローソンで使える無料クーポンがもらえる
まちエネのきほんプランで契約をすると「ローソンの人気商品と交換できる無料クーポン」を毎月もらうことができます。
しかもローソンで交換できる商品は毎月変わるため、どんな無料クーポンが届くのか楽しみですね!
まちエネのかんたんプランとは?
では次に、まちエネの「かんたんプラン」の特徴は下記の通りです。
まちエネのかんたんプランの特徴
- ①月々の電気料金を節約できる
- ②毎月の電気料金を紙の明細書で確認できる
- ③映画館のチケットが安くなる
まちエネのかんたんプランの特徴① - 月々の電気料金を節約できる
上記の「きほんプラン」と同様に、東京電力、関西電力、中部電力、東北電力、四国電力から、まちエネのきほんプランに料切り替えると、毎月の電気料金が「最大約14%」安くなります。
まちエネのかんたんプランの特徴② - 毎月の電気料金を紙の明細書で確認できる
まちエネの「かんたんプラン」で契約すると、毎月の電気料金を紙の明細書で確認することができます。
特にご年配の方やインターネットの操作が苦手な方、紙の書類で電気料金を管理をしたい方にはピッタリですね。
毎月の電気料金の明細を紙で受け取るかわりに、Pontaカードのポイントは貯めることができません。
まちエネのかんたんプランの特徴③ - 映画館のチケットが安くなる
まちエネの「かんたんプランで」契約した方は、ユナイテッド・シネマ、シネプレックスの映画鑑賞券をいつでも1,300円で利用できます。
しかも!「何人でも、何回使っても1,300円」なので映画好きにはたまらない超お得な特典ですね。
※ まちエネの「かんたんプラン」で契約すると、電気料金を支払ってもPontaカードポイントが貯まりませんし、ローソンで使える無料クーポンももらえないので注意しましょう!
まちエネの料金比較
まちエネの電気料金は、以下の計算式で求めることができます。
電気料金=(①燃料費調整額)+(②再生可能エネルギー発電促進賦課金)+(③基本料金)+(④従量電灯)
以下で、各項目について詳しく解説します。難しい用語が出てくるので、サラッと読む感じでOKです!
①燃料費調整額
電力発電の大部分は火力発電で作られているため、原油や液化天然ガス、石炭の価格変動を電気料金に反映させています。
ガソリンの値段が高くなったり、安くなったりするのと同じ理屈ですね。
②再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギーの普及を促進するために、電気を買い取るための費用を使用量に応じて負担してもらうためのものです。
あまり聞きなれない言葉ですが、実はどの電力会社と契約をしても必ず賦課されてるんですね。
③基本料金
電気を使うために毎月必ず発生する料金のこと。
ちなみにブレーカーを落として電気を全く使わなかった月は「基本料金の半額」のみの請求となります。
④従量料金
月々の使った電気料金のことで「電気単価 × 使用量」で計算されます。
まちエネの場合、上記の①燃料費調整額、②再生可能エネルギー発電促進賦課金、③基本料金は各地域電力と同じ料金です。
つまり、まちエネと地域電力の料金に差が出るのは「④従量料金の単価」部分のみです。
以下の表に『まちエネと地域電力との料金比較』をまとめます。
まちエネの『きほんプラン』と『かんたんプラン』の料金設定は同じです。
従量料金の単価はWh(キロアットアワー)という単位で表し、電気の使用量によって3段階に分かれているんですね。
以下の表を見てわかる通り、どの地域電力と比較しても
- 120kWhまで:△0.5%
- 120を超え〜300kWh:△4.6%
- 300kWhを超える部分:△13.4%
といった感じで、まちエネの電気の使用単価が安くなってます。
120kWhまで | 120kWhを超え 300kWhまで | 300kWhを 超える部分 | |
東京電力 | 19.88円 | 26.48円 | 30.57円 |
まちエネ | 19.79円 △0.5% | 25.27円 △4.6% | 26.47円 △13.4% |
東北電力 | 18.58 | 25.33 | 29.28 |
まちエネ | 18.50円 △0.5% | 24.17円 △4.6% | 25.35円 △13.4% |
中部電力 | 21.07 | 25.54 | 28.49 |
まちエネ | 20.97円 △0.5% | 24.37円 △4.6% | 24.67円 △13.4% |
関西電力 | 17.92 | 21.21 | 24.21 |
まちエネ | 17.84円 △0.5% | 20.24円 △4.6% | 20.96円 △13.4% |
四国電力 | 16.97 | 22.5 | 25.42 |
まちエネ | 16.89円 △0.5% | 21.47円 △4.6% | 22.01円 △13.4% |
まちエネの料金プラン比較のまとめ
最後に「まちエネの料金プラン」を簡単にまとめておさらいしましょう。
まちエネの料金プランは主に「きほんプラン」と「かんたんプラン」の2つがあります。
「きほんプラン」は以下の人にオススメです。
- 電気料金を節約したい方
- Pontaポイントを貯めたい人
- ローソンで使える無料クーポンが欲しい方
「かんたんプラン」は以下の人にオススメです。
- 電気料金を節約したい方
- 毎月の電気料金を紙の明細書で確認したい人
- 映画をお得な料金で鑑賞したい方
※ かたんプランでは、Pontaカードのポイントを貯めたり、ローソンで使える無料クーポンはもらえないので注意です
まちエネの電気料金は各地域電力と比較すると、電気量料金が安く設定されています。
- 120kWhまで:△0.5%
- 120を超え〜300kWh:△4.6%
- 300kWhを超える部分:△13.4%
最大で約14%安くなると覚えておけばOKですね!
近くにローソンがある方はお得なクーポンを利用できますし、何度でも使える映画鑑賞券割引やPontaポイントが貯まるのは大きな魅力ですよね。
現在、東北電力、東京電力、中部電力、関西電力、四国電力を使っている方は、「まちエネ」に電気を切り替えることで電気料金が安くなりますので、ぜひこの機会に切り替えてみるといいですね!
まちエネに電気を切り替える
電話番号:050-3033-2267
営業時間:10時ー20時